ソニー純正の中望遠レンズとして、長年定番として支持されてきた「FE 85mm F1.4 GM」。
2023年、その後継モデル「FE 85mm F1.4 GM II」が登場し、多くのプロ・ハイアマチュア写真家の注目を集めました。本記事では、旧型と新型の性能比較から、ポートレートや動体撮影での実用面までを徹底解説し、レンズ選びにおける最適な判断をサポートします。
1. FE 85mm F1.4 GM IIとは?進化の背景と概要

ソニーG Master(GM)シリーズは、解像力と美しいボケの両立を目指すプロフェッショナル仕様のレンズ群。
その中の中望遠単焦点「FE 85mm F1.4 GM」は、ポートレートを中心に多くの評価を得てきました。
その後継モデル「FE 85mm F1.4 GM II」は、2023年に発売され、AF性能と携帯性、光学性能の面で大幅にアップグレードされています。
設計思想の基本には、ミノルタ時代からの“解像力とボケの両立”という日本光学文化が息づいています。
2. スペック比較:初代 vs FE 85mm F1.4 GM II
比較表|旧型と新型の主な違い
項目 | FE 85mm F1.4 GM(初代) | FE 85mm F1.4 GM II(新型) |
発売年 | 2016年 | 2023年 |
重量 | 約820g | 約642g(▲178g) |
サイズ(最大径×長さ) | Φ89.5mm × 107.5mm | Φ84mm × 96mm |
AF駆動方式 | リニアモーター1基 | XDリニアモーター2基 |
防塵防滴設計 | 対応 | 対応(防塵性や耐候性向上) |
フィルター径 | 77mm | 77mm |
価格帯 | 約17〜18万円前後 | 約26〜28万円前後 |
3. 3つの大きな進化ポイント

3.1 AF性能の飛躍的向上
新型にはXダイナミックリニアモーターが2基搭載されており、AF速度が従来比で約3倍に向上。
また、被写体追従の精度も約7倍とされており、実際の撮影では瞳AFの正確性や、動いている被写体に対する粘り強さが体感できます。
対応シーン
- 振り向き動作を伴う動体ポートレート
- 動いている子どもやペットの撮影
- フィールドでの野鳥・スポーツ撮影(意外にも使用者増加中)
3.2 描写性能の最適化とボケの美しさ
旧型ですでに高評価だった描写力が、GM IIではさらに押し上げられました。
改善ポイント
- 開放F1.4における周辺の解像力向上
- パープルフリンジ低減(特に逆光時の明瞭な改善)
- より自然で滑らかなボケ味(玉ボケの縁がやわらかく、二線ボケもしにくい)
この結果、背景の溶け方が自然で被写体がより立体的に浮かび上がる印象となります。
3.3 小型・軽量化による操作性の向上
旧型は非常に高性能ではありましたが、長時間の撮影では重さがネックになることも多かったモデル。
新型の約642gという軽量は、同クラスの純正85mmレンズの中でも最軽量級。
体感的な違い
- 手持ち撮影での腕への負担が半減
- ジンバルやスタビライザーとの相性が格段によくなる
- 持ち運びやすく、ロケ撮影でもストレスフリー
4. 実写レビューと作例から見る性能評価

ポートレート撮影では、被写体の肌の描写が非常になめらかで、開放使用でも顔の輪郭がきりっと締まる。
一方で背景は溶けるようにボケ、主役を際立たせることが容易。
逆光シーンでの作例比較では、旧型で見られたフレアのにじみやコントラスト低下が、新型ではほとんど感じられず、再現性の高い描写が得られています。
5. 旧型ユーザーは買い替えすべきか?

FE 85mm F1.4 GMからの乗り換えはどうなのか?
一言で言えば、「積極的に検討すべき」です。
買い替えをオススメできるユーザー
- 長時間の手持ち撮影が多い人(軽さが決定的に効く)
- 瞳AFや高速AFに不満を持っていた
- ソニーボディの最新モデル(α1 / α7R V / α7 IVなど)を使用している
- 動体を撮ることが増えたフォトグラファー
一方、以下のようなユーザーは様子見も可
- 三脚使用が多く、重さがあまり気にならない
- 静物メインでAF速度を重視しない
- 新型の価格差に価値を感じにくい場合
6. まとめ:FE 85mm F1.4 GM IIは誰にとってベストな選択か?

FE 85mm F1.4 GM IIは、単なるマイナーチェンジではなく、現代の撮影スタイルに完全対応したアップグレードモデルです。
高速AF、小型軽量化、高い描写力と、ポートレートだけでなく、動体・スナップ・ペット撮影まで一気にカバーする万能レンズに進化しています。
もし85mmの決定版を求めるのであれば、現状もっともバランスが取れた1本、それがFE 85mm F1.4 GM IIです。
レンズ選びは写真作品の完成度を左右する重要な判断。もしあなたが“今”高性能な85mmレンズを求めているなら、FE 85mm F1.4 GM IIはその期待を超える可能性を秘めています。
👉「買いかどうか」で迷っている方は、ぜひ本記事の比較表やレビューを参考に、自分自身の撮影スタイルと照らし合わせて判断してください。
外部参照:
- ユーザー作品ページ (SONY αcafe)
https://acafe.msc.sony.jp/photo/list/type/9/order/tag/order2/newest/lens/FE%2085mm%20F1.4%20GM%20II/page/1?s_pid=ac_acafe.msc.sony.jp/SEL85F14GM2
カメラレンズは買うよりレンタル?
失敗しない選び方とおすすめサービス

「気になるレンズがあるけど高くて手が出ない…」
そんな悩みを抱えている方は多いはず。
でも実は、カメラレンズは“購入”よりも“レンタル”のほうが賢いケースがたくさんあるんです。
この記事では、初心者〜中級者の方が失敗せずにレンズをレンタルするためのコツと、おすすめのサービスをご紹介します。
旅行やイベントで「この1本があれば!」という理想のレンズを、もっと身近に楽しみましょう。
なぜカメラレンズはレンタルがお得なのか
高性能レンズは10〜30万円以上するものも多く、大きな負担です。
レンタルなら、必要な期間だけ低価格で利用できるため、
「使う頻度が少ないけど、一度は使ってみたい」という願いも叶えられます。
さらに、購入前にレンタルで試すことで「思ったより重かった」「画角が合わなかった」などの失敗を防げます。
初心者がレンタルで試すべきおすすめレンズ
- 広角ズームレンズ(旅行・風景撮影向け)
→ 広い景色や室内でも迫力のある写真が撮れる - 単焦点レンズ(50mm / F1.8など)(ポートレート向け)
→ 背景を大きくぼかして被写体を引き立てられる - 望遠ズームレンズ(運動会・野鳥撮影向け)
→ 遠くの被写体もくっきり撮影できる
レンタルなら、この3種類を用途に合わせて使い分けられます。
レンタル利用の流れと注意点
多くのレンタルサービスは、以下の流れで利用できます。
- ネットで予約(在庫・貸出日を選択)
- 宅配で受け取り(往復送料無料のサービスも多数)
- 使用後に返却(同梱の返送用伝票で簡単)
注意点としては、破損や紛失時の補償を必ず確認しましょう。
保険が付いているサービスを選ぶと安心です。
初心者におすすめのレンタルサービス
特におすすめはAPEXレンタル。
筆者も何度もお世話になっています。
- 最短当日発送
- 往復送料無料
- 初心者にもわかりやすい商品説明
- 保険付きで安心
「買う前に試す」「旅行だけ借りる」どちらのニーズにも応えてくれます。
まとめ
カメラレンズのレンタルは、
- 高価なレンズを低コストで試せる
- 用途に合わせて複数のレンズを使い分けられる
- 失敗しないレンズ選びができる
というメリットがあります。
これからレンズ選びを始める方も、まずはレンタルからスタートしてみましょう。

どうしても新しいレンズが欲しい場合
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新しいズームレンズを購入したことで出番がなくなり、「いつか使うかも…」と先延ばしにしていたのです。
しかし、調べてみるとそのレンズの買取相場は少しずつ下がっており、発売から3年以内の今が売り時だと判断。
ネットで見つけたカメラ買取おすすめランキング上位の宅配買取サービスを利用しました。
結果、予想より1万円以上高い査定額が提示され、そのまま売却。入金も翌日には完了し、その資金で新しいミラーレス用レンズを購入できました。
「もっと早くやっていれば、さらに高く売れたかも…」と思うと同時に、行動して良かったと感じています。
レンズを高く売るコツ
売るタイミングを逃さない
新モデル発表前やシーズン前(例:春の入学・卒業シーズン、夏の旅行シーズン)は需要が高まり、買取額が上がる傾向にあります。
付属品を揃える
元箱、レンズフード、キャップ、取扱説明書などを揃えると査定額アップにつながります。
レンズをクリーニングしてから送る
簡単な清掃だけでも見た目の印象が良くなり、評価が上がります。
レンズは「使わない」と思った瞬間が一番の売り時です。
保管しているだけで価値は下がっていくので、まずは無料査定で現在の価格を確認してみましょう。
送料も査定料も無料、キャンセルも可能なのでノーリスクです。
私も実際ここので何度も買取でお世話になっています。
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