APS-C用Eマウントレンズの中でも、長年にわたって“名玉”と呼ばれ続けているのがSonnar T* E 24mm F1.8 ZA(SEL24F18Z)です。
発売から時間が経った今でも、中古市場で安定した価格を維持し、プロ・ハイアマチュアの両方から支持されています。
一方で、検索すると「AFが遅い」「価格が高い」「今さら買う意味はあるのか?」といった不安の声も目に入ります。
本記事では、実写ベースの描写評価・最新競合レンズとの比較・購入前に必ず知っておきたい弱点・用途別おすすめ度まで、スペック表では分からない“実用目線”で徹底解説します。
Sonnar T* E 24mm F1.8 ZAの基本スペック

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 焦点距離 | 24mm(APS-C換算 約36mm) |
| 開放F値 | F1.8 |
| レンズ構成 | 7群8枚(非球面レンズ含む) |
| 絞り羽根 | 7枚円形絞り |
| 最短撮影距離 | 0.16m |
| 最大撮影倍率 | 約0.25倍 |
| フィルター径 | 49mm |
| 重量 | 約225g |
| 外装 | 金属鏡筒 |
| コーティング | Carl Zeiss T* |
レンズの立ち位置
このレンズはAPS-C専用の高級単焦点レンズという位置づけです。
価格帯はシグマや純正F2.8単焦点よりも明らかに上で、「性能と描写の“質”を求める層」をターゲットにしています。
画角と使い勝手|24mmは実質“万能レンズ”

APS-C換算36mmは、人間の視野感覚に非常に近い画角です。
広角すぎず、標準ほど狭くないため、以下のような撮影に幅広く対応します。
- スナップ撮影
- 旅行写真
- カフェ・テーブルフォト
- 室内撮影
- 環境ポートレート
- 風景撮影
「1本だけ持って出かけるなら?」と聞かれたとき、最有力候補になる焦点距離です。
描写性能レビュー|“ツァイスらしさ”は今でも健在か?

解像力(シャープネス)
開放F1.8から中央部分は非常にシャープです。
細かい文字や被写体のエッジもしっかりと描写され、スナップや街撮りでは十分すぎる解像感があります。
周辺部はF1.8ではやや甘さが残りますが、
F2.8まで絞ると改善し、F5.6〜8では画面全体が安定した高解像になります。
風景撮影や建築物撮影でも、安心して使える性能です。
コントラストと色再現
このレンズ最大の魅力が、ツァイスT*コーティングによるコントラストと色の深みです。
- 黒がしっかり沈む
- 白が白飛びしにくい
- 空の青が濃く出る
- 木々や肌色が立体的に見える
JPEG撮って出しでも、「編集したような仕上がり」に感じる人が多いのは、このコントラスト性能によるものです。
特に逆光耐性が高く、フレアやゴーストが出にくい点は、屋外スナップや旅行撮影で大きなアドバンテージになります。
ボケ味と立体感
広角レンズでありながら、ボケが非常に自然で柔らかいのも特徴です。
最短撮影距離0.16mまで寄れるため、被写体に近づくことで、背景を大きくぼかすことが可能です。
いわゆる“ツァイスの立体感”は、
解像力だけでなく、ピント面のシャープさとボケのなだらかさの差によって生まれています。
カフェのテーブルフォトや小物撮影では、
「広角なのに被写体が浮き上がる」ような表現ができます。
実写で感じたメリット

1. スナップ性能が非常に高い
軽量・高画質・扱いやすい画角という三拍子がそろっています。
カメラを首から下げて街を歩きながら撮るスタイルには、ほぼ理想的なレンズです。
2. 暗所撮影に強い
F1.8の明るさと高いコントラスト性能により、
- 夜の街灯
- 室内照明
- 薄暗い路地
といったシーンでも、シャープでにじみにくい描写が可能です。
3. 所有欲を満たす質感
金属鏡筒のひんやりとした質感と、ツァイスロゴの存在感は、単なる撮影機材ではなく「道具としての満足感」を与えてくれます。
正直レビュー|デメリットと注意点

AF性能は最新レンズに劣る
動作自体は正確ですが、最新のGレンズやシグマDC DNシリーズと比べるとワンテンポ遅い印象があります。
- 子ども撮影
- ペット撮影
- スポーツ
といった動体撮影には、やや不向きです。
価格が高め
APS-C用レンズとしては、明らかに高価格帯です。
性能だけで見れば、シグマ23mm F1.4など、コスパの高い選択肢も存在します。
このレンズは、“描写の質”に価値を感じる人向けの製品です。
手ブレ補正なし
ボディ側手ブレ補正がない機種では、夜間撮影時にシャッタースピード管理が重要になります。
競合レンズとの比較
Sigma 23mm F1.4 DC DNとの比較
| 項目 | ツァイス24mm | シグマ23mm |
|---|---|---|
| 解像力 | 高い | 非常に高い |
| 色味 | 濃厚・立体的 | ナチュラル |
| AF | 普通 | 高速 |
| 重量 | 軽い | やや重い |
| 価格 | 高い | 安い |
性能と価格を重視するならシグマ、描写の“味”を重視するならツァイスという選び方になります。
用途別おすすめ度
スナップ撮影
★★★★★
画角・軽さ・描写のバランスが非常に優秀。
旅行
★★★★★
小型で高画質、夜景にも強く、1本で幅広く対応可能。
風景撮影
★★★★☆
F5.6〜8での解像力は非常に高く、十分実用的。
ポートレート
★★★★☆
環境ポートレート向き。背景を活かした立体的な表現が可能。
動画撮影
★★★☆☆
AF追従と駆動音の点で、最新設計レンズにやや劣る。
このレンズをおすすめできる人
- JPEG撮って出し派
- 写真の“色”や“空気感”を重視する人
- スナップ・旅行がメイン
- ツァイス描写が好きな人
向かない人
- 動体撮影が多い
- コスパ最優先
- 最新AF性能を求める人
中古で買うという選択肢
このレンズは中古市場でも流通量が多く、状態の良い個体を新品よりかなり安く手に入れることが可能です。
ツァイスレンズは作りが堅牢なため、中古購入との相性が非常に良いのも特徴です。
総合評価|“写りで選ぶ人”のためのレンズ

Sonnar T* E 24mm F1.8 ZAは、スペック競争のレンズではありません。
シャッターを切った瞬間、「この色、この空気感が好きだ」と感じる人のためのレンズです。
AF速度や価格では最新レンズに譲る部分もありますが、描写の“質”という点では、今でも第一線級。
中古市場を含めれば、コストパフォーマンスも決して悪くありません。
まとめ
Sonnar T* E 24mm F1.8 ZAは、“写真を撮る楽しさ”を思い出させてくれるレンズです。
性能競争ではなく、表現力で選ぶ人にこそ使ってほしい名玉だと言えるでしょう。
メーカー公式製品ページ
https://www.sony.jp/ichigan/products/SEL24F18Z/
メラレンズは買うよりレンタル?
失敗しない選び方とおすすめサービス
「気になるレンズがあるけど高くて手が出ない…」
そんな悩みを抱えている方は多いはず。
でも実は、カメラレンズは“購入”よりも“レンタル”のほうが賢いケースがたくさんあるんです。
この記事では、初心者〜中級者の方が失敗せずにレンズをレンタルするためのコツと、おすすめのサービスをご紹介します。
旅行やイベントで「この1本があれば!」という理想のレンズを、もっと身近に楽しみましょう。
なぜカメラレンズはレンタルがお得なのか
高性能レンズは10〜30万円以上するものも多く、大きな負担です。
レンタルなら、必要な期間だけ低価格で利用できるため、
「使う頻度が少ないけど、一度は使ってみたい」という願いも叶えられます。
さらに、購入前にレンタルで試すことで「思ったより重かった」「画角が合わなかった」などの失敗を防げます。
初心者がレンタルで試すべきおすすめレンズ
- 広角ズームレンズ(旅行・風景撮影向け)
→ 広い景色や室内でも迫力のある写真が撮れる - 単焦点レンズ(50mm / F1.8など)(ポートレート向け)
→ 背景を大きくぼかして被写体を引き立てられる - 望遠ズームレンズ(運動会・野鳥撮影向け)
→ 遠くの被写体もくっきり撮影できる
レンタルなら、この3種類を用途に合わせて使い分けられます。
レンタル利用の流れと注意点
多くのレンタルサービスは、以下の流れで利用できます。
- ネットで予約(在庫・貸出日を選択)
- 宅配で受け取り(往復送料無料のサービスも多数)
- 使用後に返却(同梱の返送用伝票で簡単)
注意点としては、破損や紛失時の補償を必ず確認しましょう。
保険が付いているサービスを選ぶと安心です。
初心者におすすめのレンタルサービス
特におすすめはAPEXレンタル。
筆者も何度もお世話になっています。
- 最短当日発送
- 往復送料無料
- 初心者にもわかりやすい商品説明
- 保険付きで安心
「買う前に試す」「旅行だけ借りる」どちらのニーズにも応えてくれます。
まとめ
カメラレンズのレンタルは、
- 高価なレンズを低コストで試せる
- 用途に合わせて複数のレンズを使い分けられる
- 失敗しないレンズ選びができる
というメリットがあります。
これからレンズ選びを始める方も、まずはレンタルからスタートしてみましょう。
どうしても新しいレンズが欲しい場合
自宅に使っていないレンズが眠っていませんか?
特に人気メーカー(Sony、Canon、Nikon、SIGMA、TAMRONなど)のレンズは、中古市場でも需要が高く、状態が良ければ高価買取が狙えます。
使用感があっても、希少モデルや人気焦点距離のレンズは意外な値段がつくことも。
昔は店舗に持ち込むしか方法がありませんでしたが、今は宅配買取が主流。
申し込み後に送られてくる無料の梱包キットにレンズを入れて送るだけ。
査定結果はメールや電話で確認でき、納得すればそのまま振込が行われます。
ほとんどのサービスでは無料査定に対応。
見積もり額が気に入らなければ無料で返送してくれるので、損をするリスクがありません。
私は数年前に購入した単焦点レンズをほとんど使わずに保管していました。
新しいズームレンズを購入したことで出番がなくなり、「いつか使うかも…」と先延ばしにしていたのです。
しかし、調べてみるとそのレンズの買取相場は少しずつ下がっており、発売から3年以内の今が売り時だと判断。
ネットで見つけたカメラ買取おすすめランキング上位の宅配買取サービスを利用しました。
結果、予想より1万円以上高い査定額が提示され、そのまま売却。入金も翌日には完了し、その資金で新しいミラーレス用レンズを購入できました。
「もっと早くやっていれば、さらに高く売れたかも…」と思うと同時に、行動して良かったと感じています。
レンズを高く売るコツ
売るタイミングを逃さない
新モデル発表前やシーズン前(例:春の入学・卒業シーズン、夏の旅行シーズン)は需要が高まり、買取額が上がる傾向にあります。
付属品を揃える
元箱、レンズフード、キャップ、取扱説明書などを揃えると査定額アップにつながります。
レンズをクリーニングしてから送る
簡単な清掃だけでも見た目の印象が良くなり、評価が上がります。
レンズは「使わない」と思った瞬間が一番の売り時です。
保管しているだけで価値は下がっていくので、まずは無料査定で現在の価格を確認してみましょう。
送料も査定料も無料、キャンセルも可能なのでノーリスクです。
私も実際ここので何度も買取でお世話になっています。
あなたも眠っているレンズがあればぜひ無料査定をしてみるのがおすすめです。